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あとから来るもののために

長い友人の、堀越由美子さんが、雑誌へのご自身の掲載記事を送ってくださいました。
少し長いですが、ご紹介します。 

『あとから来るもののために・・・』妊娠・出産総合ゼミ  “いのち抱きしめて”講師 天ぷらと大皿料理の店「若松」2代目女将 ~堀越由美子

1992年9月に亡くなった北米先住民ラコタ族のメディスンマン・ロバート・スティードの遺言メッセージの一説。

 「世界中の人々は、原発事故が起きないように祈らなければなりません。精霊たちは、原発が立地するどこかの地で将来地震が起き、それが原発事故の連鎖反応を引き起こし、極東へと広がり、破局が始まるだろうと告げました。子供たちはまともな姿で生まれなくなり、内臓が飛び出していたり、両足の長さが違ったり、耳が無かったりする子どもが生まれると言うのです。」(‘93年初版「平和へのメッセージ ‐日本の人々へ‐」(発行:人間家族編集室)
 2011年3月11日、悪夢のような原発事故がついに、この日本で起こってしまいました。
 メッセージはこう続きます。
 「・・・世界中のすべての人々に話し、いつも世界平和のために祈り続けなければならないと告げました。今や核事故や酸性雨、あらゆる汚染が大地を襲っています。これらを防ぐには、私たち一人ひとりがそれぞれの流儀で祈るしかないのです。それは“宗教”ではなく生活の一部なのです。」
 ロバートの声は、生前じかに聞いたときよりはるかに重みを増し私の耳の中でこだましています。この先どうなるのか誰にもわからないからこそ、それぞれがどのような「祈りの行動」を続け、繋げていくのかを真剣に問われていると思うのです。

 起こってしまった過去は変えられませんが、未来は変えられます。変えていかねばなりませんから。


 原発震災を受けて、このロバートの警告を挿入しましたが、今号に書く予定であった「子宮頸がん予防ワクチンの危険性」も急を要することゆえ、伝えておきたいと思います。

 このワクチンは将来、妊娠しなくなる別名「民族根絶やしワクチン」といわれている空おそろしい代物です。接種時に感染していると効果がないため、まだ性交渉のない11才~~14才の女児を狙い撃ちにし、一人当たり約5万円と高額ゆえに公費(全国で約1800億円以上になる計算)で助成し、すでに集団接種が始まっています。2009年鳩山内閣で承認され、2010年の秋までで40万人いじょうが打たれており、効果のためには半年間に3回の接種を必要とし、筋肉注射による激痛や迷走神経反射による失神者も続出しています。
 海外では接種後の流産の報告がされており(*1)成分にメチル水銀が使われるなど、効果よりリスクの方がはるかに高い医療を、政治家・官僚・製薬会社・医療機関が一体となって強力に推進しているのです。
 子宮頸がんワクチンのみならず、赤ん坊から高齢者まで、ワクチンのオンパレードの昨今。なぜ?
『ワクチンは儲かるから!!』の一言に尽きるのです。
 
人類史上初の途方もない量の放射能をダダ漏れさせた上に基準値を吊り上げ、この3ヶ月間(2011年6月時点)だけで原爆80発分の放射能が拡散されているのに、まだ原発を手放そうとせず、加えて未来の子どもの誕生さえ拒むこの国に民主主義が育っているとは到底思えません。

人としての品性は保たねばなりませんが、私たちはいつまで「怒り」を忘れた静かな日本人でいるのでしょうか。変だ!おかしい!と察知する感受性と事態の裏側にあるウソやまやかしをきっちりと見極める力、明確にNO!を示せる成熟した社会に移行する最後のチャンスでしょう。未来につながるいのちのために。

*1南出喜久治(弁護士)ブログの資料より(British Medical Jounal2010.3.2)より

 ー以上 いのち抱きしめて vol,8 より
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プロフィール

野村奈央

Author:野村奈央
1945年群馬県生まれ。玉川大学卒業後、野口整体の創始者、野口晴哉氏と出会い、最悪の健康状態から回復。以来、整体を研究、実践している。「整体ライフスクール」主宰、指導を続けている。現在は赤城山山麓に暮らし、無農薬の畑作りや深水法による稲作、ブナの植林など通じ環境問題にも取り組む。

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