希望に向かって
2020年も残り少なくなりました。
コロナウイルスが全世界に広がり、人類の大きな転換期を迎えています。
整体の創始者、野口晴哉先生は50年以上前から、「ウイルスや菌を敵視していると、やがて人類は逆にウイルスや菌にやられてしまう時代が来る」とおっしゃっていました。
自然の営みに逆らっていれば不自然な事が起きます。
生活も人との関係もお金が大切でエゴの生き方、競争社会はどこまでいっても大変な事が起きます。
私たちはこの一年、命の営みに沿って来ました。不安もありません。安心で調和な平和な生き方が世界に広がることが一番の願いです。
9月にここ赤城山の西の畑(ブナ林の上)で炭焼きをしました。畑作業や薪つくり、花の手入れに来ているメンバーと有志、整体っ子とお母さんたちが参加しました。お母さんの美味しいお弁当の差し入れ、簡易トイレやハンモック、子供たちの無邪気な笑顔、大人も子供も正に森の学校です。
春にはブナ林に佐渡からMさんが持ってきてくれたモミ殻燻炭を播きました。田んぼにも入れたので土のエネルギーが高まり、お米の一粒一粒がしっかりしていのちいっぱいです。
10月に再び佐渡からMさんがもみ殻燻炭を持ってきてくれました。私たちも長い間活動していた森林(やま)の会の宮下さんは、佐渡の森に炭を入れ続けました。
宮下さんは2016年11月にお亡くなりになりました。その翌年2017年に大型台風が佐渡を直撃しました。台風が通過した後Mさんは森に入ってみましたら、炭を播いた森の木は1本も倒れていません。しかし炭を播いていない隣の森の木はバタバタ倒れているのを目の当たりにして、それまで半信半疑だった炭の力にあらためて驚きました。そしてその時に森の声が聴こえ「炭を播き続けることを決意した」と話してくれました。
以前セミナーに参加していたMさんの活躍をとてもうれしく思いました。森林の会で宮下さんとブナの植林と炭を播いてきたことが今も生き続け元気な森になっています。
12月に入り、世界的テノール歌手、パヴァロッティのドキュメンタリー映画を前橋シネマハウスで観ました。
私が玉川大学の学生だった時、パヴァロッティの先生のアリゴポーラが母校のチャペルで公開レッスンをしました。
声楽専攻の友人2人(バリトンとテノール)はそれまでピアノも歌も初心者だったのですが、レッスンを受け2人とも才能が開花して、ベートーベン第九のソロを上野の文化会館で見事に歌い上げました。
数人の生徒の為にイタリアからアリゴポーラを呼んでしまう学長の小原先生もすごいと思いましたが、アリゴポーラの指導力はすごいものだと、今でもあのチャペルの公開レッスンの驚きの光景を思い出します。
映画でのパヴァロッティのテノールの声は天からの恵みのようでした。彼の娘さんが難病になった時、彼はすべてのコンサートをキャンセルして家族と共に過ごし、そして娘さんは完治しました。その後親しい人が難病になった時も同じようにしました。全身全霊で歌う世界と同じです。
一呼吸一声
イギリスのダイアナ妃との出会いで紛争地の実態を知り、戦争はこの世にあってはいけないとの強い思いから精力的にチャリティーコンサートを開きました。また難病の子供たちを見て涙を流し、財団を作り活動しました。その活動はパヴァロッティ亡き後も続いています。
イギリスのサッカー選手、マンチェスターユナイテッドのラッシュフォード選手は、「満足な食事を、全ての子に無料給食を。」と政府を動かしたと新聞で見ました。
昇平先生が「音楽家も運動選手も色々な分野で有名になった人には役割があり、声を大にして行動すればものすごい力になる」といつも言っています。
それは一人一人の力も同じです。
コロナウイルスの困難な時代だからこそ世界は一つです。
バラバラではなく協力し、力を合わせて乗り越え、2021年が明るい希望の光が見える年になりますよう、
みなさん良いお年をお迎えください。
コロナウイルスが全世界に広がり、人類の大きな転換期を迎えています。
整体の創始者、野口晴哉先生は50年以上前から、「ウイルスや菌を敵視していると、やがて人類は逆にウイルスや菌にやられてしまう時代が来る」とおっしゃっていました。
自然の営みに逆らっていれば不自然な事が起きます。
生活も人との関係もお金が大切でエゴの生き方、競争社会はどこまでいっても大変な事が起きます。
私たちはこの一年、命の営みに沿って来ました。不安もありません。安心で調和な平和な生き方が世界に広がることが一番の願いです。
9月にここ赤城山の西の畑(ブナ林の上)で炭焼きをしました。畑作業や薪つくり、花の手入れに来ているメンバーと有志、整体っ子とお母さんたちが参加しました。お母さんの美味しいお弁当の差し入れ、簡易トイレやハンモック、子供たちの無邪気な笑顔、大人も子供も正に森の学校です。
春にはブナ林に佐渡からMさんが持ってきてくれたモミ殻燻炭を播きました。田んぼにも入れたので土のエネルギーが高まり、お米の一粒一粒がしっかりしていのちいっぱいです。
10月に再び佐渡からMさんがもみ殻燻炭を持ってきてくれました。私たちも長い間活動していた森林(やま)の会の宮下さんは、佐渡の森に炭を入れ続けました。
宮下さんは2016年11月にお亡くなりになりました。その翌年2017年に大型台風が佐渡を直撃しました。台風が通過した後Mさんは森に入ってみましたら、炭を播いた森の木は1本も倒れていません。しかし炭を播いていない隣の森の木はバタバタ倒れているのを目の当たりにして、それまで半信半疑だった炭の力にあらためて驚きました。そしてその時に森の声が聴こえ「炭を播き続けることを決意した」と話してくれました。
以前セミナーに参加していたMさんの活躍をとてもうれしく思いました。森林の会で宮下さんとブナの植林と炭を播いてきたことが今も生き続け元気な森になっています。
12月に入り、世界的テノール歌手、パヴァロッティのドキュメンタリー映画を前橋シネマハウスで観ました。
私が玉川大学の学生だった時、パヴァロッティの先生のアリゴポーラが母校のチャペルで公開レッスンをしました。
声楽専攻の友人2人(バリトンとテノール)はそれまでピアノも歌も初心者だったのですが、レッスンを受け2人とも才能が開花して、ベートーベン第九のソロを上野の文化会館で見事に歌い上げました。
数人の生徒の為にイタリアからアリゴポーラを呼んでしまう学長の小原先生もすごいと思いましたが、アリゴポーラの指導力はすごいものだと、今でもあのチャペルの公開レッスンの驚きの光景を思い出します。
映画でのパヴァロッティのテノールの声は天からの恵みのようでした。彼の娘さんが難病になった時、彼はすべてのコンサートをキャンセルして家族と共に過ごし、そして娘さんは完治しました。その後親しい人が難病になった時も同じようにしました。全身全霊で歌う世界と同じです。
一呼吸一声
イギリスのダイアナ妃との出会いで紛争地の実態を知り、戦争はこの世にあってはいけないとの強い思いから精力的にチャリティーコンサートを開きました。また難病の子供たちを見て涙を流し、財団を作り活動しました。その活動はパヴァロッティ亡き後も続いています。
イギリスのサッカー選手、マンチェスターユナイテッドのラッシュフォード選手は、「満足な食事を、全ての子に無料給食を。」と政府を動かしたと新聞で見ました。
昇平先生が「音楽家も運動選手も色々な分野で有名になった人には役割があり、声を大にして行動すればものすごい力になる」といつも言っています。
それは一人一人の力も同じです。
コロナウイルスの困難な時代だからこそ世界は一つです。
バラバラではなく協力し、力を合わせて乗り越え、2021年が明るい希望の光が見える年になりますよう、
みなさん良いお年をお迎えください。
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