叔母さんとの話しから
私の叔母は94歳で、30年近く大学生相手のアパート経営をしています。
叔母は長野の田舎の出身で、祖母に似て人に物をあげて、喜ばれるのが大好きです。
たとえば、日頃から生協の焼きおにぎりやお煎餅など色々買っておきます。そして学生さんたちが家賃を持ってきた時にそれをあげるのです。
学生さんたちは「助かります」と大変喜ぶそうです。そして卒業した後も、年賀状や手紙で「あの時の親切はとても忘れられない」とよい関係が続いているのだそうです。
また、現在叔母のアパートに住んでいる学生さんたちも、いつも月初めに家賃を新札できちんと「お世話になります」という挨拶とともに、届けに来て、支払いが遅れる子が一人もいないというのです。
さらに、親も入学と卒業の挨拶はきちんとしている人がほとんどだとの話を聞いて、こんな大変な時代でも家庭教育がきちんとできている若者たちがいる事に驚くと同時に、きちんとしつけのできる親もまだまだこの日本にいる事を知りほっとしました。
和田重正先生はすでに数十年前に、人情がカサカサしてきた社会状況を憂えて、「家庭教育を見直す」運動を展開されました。その中で、出版されたのが『大人になる』という本ですが、この本は今の日本人にとって大切なことばかりが書かれている、まさに、名著です。
ぜひ一読されることをお勧めしたいと思います。
叔母は長野の田舎の出身で、祖母に似て人に物をあげて、喜ばれるのが大好きです。
たとえば、日頃から生協の焼きおにぎりやお煎餅など色々買っておきます。そして学生さんたちが家賃を持ってきた時にそれをあげるのです。
学生さんたちは「助かります」と大変喜ぶそうです。そして卒業した後も、年賀状や手紙で「あの時の親切はとても忘れられない」とよい関係が続いているのだそうです。
また、現在叔母のアパートに住んでいる学生さんたちも、いつも月初めに家賃を新札できちんと「お世話になります」という挨拶とともに、届けに来て、支払いが遅れる子が一人もいないというのです。
さらに、親も入学と卒業の挨拶はきちんとしている人がほとんどだとの話を聞いて、こんな大変な時代でも家庭教育がきちんとできている若者たちがいる事に驚くと同時に、きちんとしつけのできる親もまだまだこの日本にいる事を知りほっとしました。
和田重正先生はすでに数十年前に、人情がカサカサしてきた社会状況を憂えて、「家庭教育を見直す」運動を展開されました。その中で、出版されたのが『大人になる』という本ですが、この本は今の日本人にとって大切なことばかりが書かれている、まさに、名著です。
ぜひ一読されることをお勧めしたいと思います。