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春の植林と平和への祈り

3月春分の時季まだ木の芽が出ないうちに、私の77歳の誕生日の記念として桜10本とライラックを整体っ子8人、大人9人で植林しました。

桜はしだれ桜、八重桜、黄桜、河津桜、御殿場桜など、いろんな種類の立派な苗木を畑の会の人たちが用意してくれました。
25年前から数年間、「森林(やま)の会」の活動の一環としての植林で、前橋営林局の職員だった森の専門家、宮下さん、津久井さんに木の植え方の手順を丁寧に教わりました。その植え方はS君に受け継がれ、一つ一つの説明が蘇り、先輩たちの声が聞こえるようでした。

10歳のRくんとTくんは腰もしっかりしてきて、シャベルの使い方も上手に植林し、他の子供たちも苗木に声をかけ、楽しい笑い声が青空に届くようでした。
昨年から大人の男性たちがシノ刈りをしたり、当日も植林の準備をしてくれて助かりました。

また翌週の日曜は赤城のどんぐりから育てた30センチほどの苗木18本を持って、シュタイナーシューレの6年生4人、大人2人がやってきました。前の週に参加した大人の応援と子どもたちも合流して再び植林です。
5年後10年後20年後、この子供たちと共に木は育ちます。その時この地球はどうなっているのでしょうか。平和の希望の森作りです。

今のウクライナでの戦争、そして地球のあちこちで起きてきた紛争や戦争の状況があります。日本では77年前、私の生まれた年に広島・長崎に原爆が落とされました。人類はそこから学び進歩したと言えるのでしょうか?

野村昇平先生の出版した「国の理想と憲法‐『環境平和国家』への道」とその英語版「ビヨンド・ナショナル・エゴイズム」の内容は全人類の希望になります。
国のエゴイズムを超えて仲良く協力するしか地球は存在できない。人類はギリギリまで来てしまいました。希望はこの提案にあります。



プロフィール

野村奈央

Author:野村奈央
1945年群馬県生まれ。玉川大学卒業後、野口整体の創始者、野口晴哉氏と出会い、最悪の健康状態から回復。以来、整体を研究、実践している。「整体ライフスクール」主宰、指導を続けている。現在は赤城山山麓に暮らし、無農薬の畑作りや深水法による稲作、ブナの植林など通じ環境問題にも取り組む。

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